将軍ニブ

ペンは剣よりも強し”という言葉がありますが、ペンにとって最も重要な部分はペン先ではないでしょうか? 将軍ニブは文字で表現するペンの強さと、刀剣のような物理的な強さを併せもったペン先です。

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将軍ニブは18金素材でゴールドカラーとロジウムメッキのシルバーカラーの2種類から選べます。 18金素材という贅沢感、さらに名前が示す通りの力強さをもつペン先です。 将軍ニブの特徴は金の高い純度で、滑らかでありながら手触りのよい書き心地を実現します。

この18金ニブは、美しさと機能性を兼ね備えています。なめらかな書き心地でありながら、わずかな感触が、書かれる言葉の重みをさりげなく伝えます。そこが他のニブとは違う点です。 そんな日本文化をイメージしたこのペン先は、日本らしさを体現する人気商品の抹茶万年筆と新発売した氷酒万年筆で使われています。抹茶万年筆では将軍の18金バージョンを、氷酒万年筆では18ロジウムメッキバージョンになっています。「将軍ニブ」を誠漆コレクションや氷酒万年筆、抹茶万年筆以外にも拡大していく予定ですが、まずはこのペン先を日本的な万年筆と結びつけることで、将軍のイメージをより搔き立てることができると考えました。

かつての将軍たちそれぞれの生き様のように、将軍ニブは複雑な個性をもち、皆の注目を集める存在なのです。

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幕末から150年余り。大政奉還による征夷大将軍の廃止、そして明治維新で武家社会は終焉を迎えましたが、現代でも当時の建築物は遺産として日本各地に存在しています。 私たちが今回発売する18金のペン先も現代から未来へと長く影響を与え続けたいと考えました。

だからこそ、新しいペン先のインスピレーションを探したときに、日本の歴史上における存在の中でぴったりな人物をすぐに思いついたのです。 最後の幕府となる江戸幕府の初代将軍である徳川家康は、戦国時代という波乱の時代を乗り越え、その結果として江戸を中心的な権力の座として確立しました。この「将軍ニブ」を作る際、私たちは他のすべてのニブを凌駕する存在を目指し、コレクションの一つというよりも、コレクション全体を支配するほどの圧倒的な存在感を持つニブを生み出すことを目指しています。

将軍ニブは現時点では誠漆コレクションのみ対応しております。 今後、他のコレクションでも対応できるよう改善に努めてまいります。