Sekai - Saihi Urushi

The long-lost art of traditional Chinese lacquering world.

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12 PM January 25th 2022 (JST)
7 PM January 24th 2022 (PDT)

失われた中国伝統の漆芸の復活

今回ご紹介する犀皮漆は、隠れた芸術を探す旅の途中で見つけたものの1つです。

中国の宋王朝時代、徽州(きしゅう)で栄えた犀皮漆器は、非常に高価な芸術品であり、一般市民は手にすることのできない王室への献上品とされてきました。 徽州の職人たちが何世代にもわたって守り続けた犀皮塗の技法は、明清時代に最も発展し、その後様々な要因で衰退することとなりました。

今回この犀皮塗を、福州の職人の手によって復活させ、世界万年筆コレクションの1つとしてお届けすることになりました。

製作工程

犀皮塗は非常に手間のかかる工程が必要ですが、要となるものは塗に必要な天然漆にあります。

 犀皮塗の完成には、野生の漆の木から採取された「生漆」でなければならないのです。 漆を塗ることで耐久性や堅牢性を高め、さらに生漆特有の光沢は、時を経て使い込むことで艶を増し、経年変化を楽しむことができます。

製作工程

犀皮塗は非常に手間のかかる工程が必要ですが、要となるものは塗に必要な天然漆にあります。

犀皮塗の完成には、野生の漆の木から採取された「生漆」でなければならないのです。 漆を塗ることで耐久性や堅牢性を高め、さらに生漆特有の光沢は、時を経て使い込むことで艶を増し、経年変化を楽しむことができます。

犀皮塗の技法は多くの手間のかかる工程と、高い技術力を必要とします。万年筆に塗りを施すにあたり、工程を変更している点もありますが基本となる工程は守らなければなりません。

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伝統芸術の合わせ技

今回の作品は従来の伝統的な犀皮塗の技法の他、福州の職人たちの新しい試みとして犀皮塗に螺鈿を施した作品もあります。
犀皮塗と螺鈿の組合せは予想外に美しく、魅惑的な仕上がりになりました。

デザイン

カラーは、赤上げ、青上げ、紫上げ、黒上げの4色があります。
また、それぞれのカラーには螺鈿ありと螺鈿なしの2種類があります。

世界・犀皮漆