廣田作品は一本一本が手作りです。そのため同じデザインであっても、仕上がりには手作りならではの微細な違いが生まれます。 ひとつとして同じものがない唯一無二の作品をご堪能ください。
廣田漆
廣田漆は漆芸家廣田洋子が手がける漆作品です。 悠久の歴史に彩られた九州の風土に育まれた女性ならではの感性を活かしたデザインと漆の伝統技法が融合した作品が魅力です。
櫛目堆漆塗 (くしめついしつぬり)
天然漆を幾重にも重ね塗りする「堆漆」の伝統技法を発展させ、独自に編み出した技法が「櫛目堆漆塗」です。 漆に卵白を混ぜることで粘りを出し、ヘラや櫛歯を使って凹凸のある櫛目文様をくっきりと表現します。 この技法は、(社)日本工芸会正会員である漆芸家廣田洋子の代表的技法です。
廣田洋子プロフィール
九州唯一の(社)日本工芸会の正会員の女性漆芸家です。 約150人といわれる漆芸家のなかで女性の漆芸家は少ないながら、廣田洋子は存在感を示している作家のひとりです。 廣田は制作物のイメージにあわせて、伝統技法や独自技法で数々の名品を世に送り出してきました。 水洗いできる日常品から洋食器などにも活用できるおもてなしの漆器まで、新しいタイプの漆器の誕生です。
漆芸家廣田洋子氏経歴
- 1988年:女子美術大学卒業
- 1991: 香川県立漆芸研究所研究科修了、日本伝統漆芸展に入選。
- 1993: 香川県立漆芸研究所卒業、福岡県美術展覧会一等賞受賞。
- 1994: 福岡県美術展覧会教育委員会賞受賞、日本工芸会洋画展入選
- 1995年 日本伝統工芸展入選、西洋工芸展浦添市長賞受賞
- 1996年 豊前市文化功労賞
- 1997年 西部工芸展 浦添市長賞受賞
- 1998: 福岡美術展西日本新聞社賞
- 1999年 福岡県美術協会会員、日本工芸会正会員に認定される。
- 2004: OAB大分朝日放送賞(西洋工芸展)受賞
- 2005: 西洋クラフト展 大分市長賞受賞
- 2006: ブッダミュージアムで個展を開催
- 2008: 西洋伝統工芸展 朝日厚生文化事業団賞
- 2019 第54回 西部伝統工芸展(用と美の部)岩田屋三越賞
仕様
材質 : エボナイト、漆
充填機構 : カートリッジ・コンバーター両用式(ヨーロッパ国際規格)
ペン先 : #6 Jowoステンレススチール、Wancher 18Kゴールド
ペン芯 : プラスチック、エボナイトブラック、エボナイトレッド
コンパクトな気密キャップ:インクの乾燥問題を防止
サイズ & 形状
パッケージ
付属品 : コンバーター、カートリッジ、ペン着物、説明書 、保証書、専用化粧箱 ※ペン着物は画像と異なる場合がございます。