設立10周年記念限定万年筆
ワンチャーは今から10年前、2011年に設立されました。私たちはワンチャーの作品に伝統的な芸術を施すことで高い芸術性を持つ作品を生み出すことに情熱をかけてきました。時には困難が立ちふさがることもありましたが、こうして10年という大きな節目を迎えることが出来たのは、ひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物であると感謝しております。
ドリームペン常盤色は、ワンチャー設立10周年という大きな節目を飾るだけでなく、当初から私たちを支えてくださった皆様に感謝を伝えたいという気持ちから誕生しました。10周年記念作品である常盤色が皆様にとっても特別な1本となり、これからも末永くワンチャーと共に歩んでくださることを願っています。
常磐色 (TOKIWA-IRO)
「常盤色」には永久に変わらない色、つまり永久不変という意味があります。 そのため、年中色の変わらない常緑樹の深い緑色は、長寿と繁栄の願いが込められた吉祥の色として好まれてきました。 私たちが生み出す作品には、時を超えていつまでも愛され、繁栄し続けてほしいという想いがあります。
その想いを込めて、この10周年という節目に、ドリームペン常盤色が誕生しました。 ドリームペン常盤色には「世界中の優れた芸術を求め、守り、紹介し続ける」というワンチャーの使命も込められています。
津軽の漆芸
ドリームペン常盤色は、青森県の津軽塗職人が手掛けた作品です。
津軽の代表的な塗技法である唐塗は、仕掛けベラと呼ばれる道具を用いて凹凸のある漆の層を作り、最後に研ぎ出すことで唐塗独特の斑点模様が現れてきます。
何か月もの時間をかけ、塗と乾燥の工程を繰り返し、研ぎ出した作品は、「常盤色」という名に相応しい、緑の濃淡が美しく映える斑点模様に仕上がりました。
また、漆は使い込むほどに色が明るく鮮やかになり、貴方だけしか持っていない唯一の万年筆へと育ってゆくのです。