真の職人技

あなたが手にしているすべての美しい万年筆は、完成に至るまで実に多くの試行錯誤と時間を費やしてきました。
私たちの職人は一生を芸術に捧げ、何十年も使用できる美しい芸術作品を作り上げてきたのです。
漆と蒔絵は9000年の歴史がある芸術であり、そのような伝統的な価値を持つ製品を作るにはたゆまない努力と繊細な技術が必要なのです

※リクエストごとに職人の情報や写真を公開することはありません。

七宝焼き職人

岡垣 幸得氏

岡垣幸得氏は、日本を代表する七宝作家として活躍されています。
七宝万年筆の為に素晴らしい七宝焼きの芸術を作り上げました

伝統工芸地で育った岡垣
氏は、桑沢デザイン研究所で専攻の課程を修了し、芸術とデザインに対する強い情熱を培いました

1968年 日東紡績株式会社勤務を経て、岡垣七宝研究所を設立。そこで岡垣氏と職人グループは七宝の研究を行い、多くの七宝焼き作品を作りました。1970年 日本七宝クラフト協会入会。
1973年 日本七宝クラフト協会展東京都知事賞受賞。
1975年 日展入選、日本現代工芸美術展入選(以後2回入選)
     ※日本美術展は、日本で最も名誉ある賞の1つです。

1978年 日本七宝作家協会展協会賞受賞(以後4回受賞)
    第1回国際七宝展銅賞受賞(以後4回受賞)
1990年 鳥取大丸にて個展(七宝焼きアート展)を開催(以後6回開催)
1993年 (社)日本七宝作家協会展審査員(~現在)
2009年 湯川惣助賞受賞。
(社)日本七宝作家協会常務理事、中國七宝協会副会長を経て、日本七宝作家協会特別会員を務めています。

漆職人

田谷 勤氏

輪島漆器商工業協同組合の理事長であり、漆器製品の製造で200年の歴史を持つ田谷漆器店の前代表。
輪島塗の技術で63年の実地経験を持つ田谷氏は、日本の輪島塗製作を代表する職人の1人です。「伝統的な技法がなくなると、私たちはそのような貴重な芸術を復活させることができない」という信念で、田谷氏は漆器の技法を習得し、それを次世代に引き継ぐために経営から引退した後も職人として、輪島塗作りに関わっています。
彼の息子の田谷昭宏氏は、協会の副会長であり、田谷漆器店の現代表でもあります。 

山之下

蒔絵職人としての長年の経験により、山之下氏は万年筆以外にも多くの高級漆器製品で貴重な芸術作品を手掛けてきました。
山之下氏が手がけるが蒔絵作品には、幸運、繁栄、平和をもたらすことができる独自の物語と精神が宿っています。 

比湖 敏昭氏

輪島塗の製造において、主に下地と中塗りを担当する比湖氏は36年の経験を持つテランです。細心の注意と忍耐をもって、滑らかな下地を仕上げることが、完璧な漆器製品を作るための最初のステップあると考えています。輪島塗の美しさは、そんな彼の見えない部分での誠実さによって支えられています

上巻 美津男氏

上巻氏は主に下地を担当し、輪島塗の基礎作成で職人歴は33年になります。
「きれいで早く仕上げること」が満足のいく輪島塗を作る為に、心掛けていることです。 

平 里美氏

製品を作っている数少ない女性の一人である平氏。
年齢と職人歴は秘密とのこと
製造工程では、研ぎの部分を担当しています工房で一日を過ごし、常に細かな部分も手抜きせず、きれいな塗物になるよう日々心がけているのだと言う。