樺細工:山桜の樹皮を用いた唯一無二の工芸品
樺細工は雪国・秋田県で誕生した伝統工芸です。武士の手内職として始まった技術は次第に市民へと伝わり、明治初期から現代にいたるまで角館(かくのだて)で発展してきました。
樺細工で用いられる山桜の樹皮は、職人によって剝がされると、樹木を枯らすことなく数年で再生します。幾年月もの凍寒暖に耐え、風雪雨に磨かれた山桜からは逞しい生命力が感じられます。さらに、樺細工の特長である防湿、防乾、堅牢性に優れた点は長く楽しむことが出来る伝統工芸品を作る上で最適な素材であると言えます。
樺細工が出来るまで
最後の仕上げを行うことで、樹皮特有の光沢と渋みのある色合いが生まれます。使えば使うほど艶が増す樺細工の万年筆は、あなたの宝物になることでしょう。
使い込むほどに増す光沢
アートで世界をひとつにつなぐため、そして伝統工芸を守りもっと身近な存在として広めたい、そんな思いから「世界樺細工」が生まれました。
素材となる山桜の樹皮は全て一度に剝ぎ取らないため、木を枯らすことなく剥ぎ取った部分の樹皮もおよそ5年程で再生します。
接着剤として用いるにかわも天然成分ですので、環境にやさしい素材だけで出来ています。
幾年月もの凍寒暖に耐え、風雪雨に磨かれた樹皮が持つ風合いと美しさ。
樺細工によって作られた万年筆は角館の職人が1本1本手掛けた貴重な作品なのです。
世界樺細工・山桜
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