ジパング
Zipangu Fountain Pen

ボディの醸す幻想的なゆらめきと21金ペン先の心地よい書き味

ジパングの由来とコンセプト

マルコ・ポーロの『東方見聞録』に謳われた黄金の国ジパング。 それは現在の日本であるといわれています。 ジパングでは莫大な金が産出され「金の板で葺かれた大宮殿」があるといった内容の記述があります。 そのエピソードに刺激されたスペインやポルトガルが大航海時代を開き、新天地で黄金郷エルドラド伝説を生み出しました。

金鉱を持つ山から流れて来る川には砂金が含まれています。 川で砂金を探すとき、砂とともに掬った白濁した水は静かに澄みわたり、金の粒が水中でゆらめき光り出します。 その水が澄み切る直前の美しくやわらかな象牙色と、金色のゆらめきのなかでかすかに輝き見える夢を万年筆で表現しました。

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幻想的なゆらめき

ボディには透明から純白への中間色を思わせる乳白色の微妙な色合い、透明度、光を反射させる微細な粒子の量、密度などの割合を変えた試作を何度も繰り返し、魅惑的な色合いと輝きを持つ素材を完成させました。 ジパングの「幻想的なゆらめき」をぜひ手にしてご覧ください。

毎日欠かさず書き綴る日記、日々の様子を大切な方に伝える手紙、アイデアを書き留めておくノート、絵・・・それら全てが、かけがえのない宝物です。その宝物を黄金の国ジパングあるいは伝説のエルドラドに流れる川の源流・金鉱脈と考えました。 皆さんの中に埋蔵されている思いやアイディアがエルドラドの金鉱脈のように唯一無二の大切なものだと気づかせてくれる万年筆であって欲しいと願っています。

ジパング・Zipangu